長寿の島で生み出された幻の天然酢「きび酢」

きび酢とは、奄美の自然で元気に育ったサトウキビと、加計呂麻島の自然環境で発酵熟成した幻の天然酢です。きび酢は黒糖づくりの副産物でした。その昔、サトウキビから黒砂糖を作るとき、窯を洗った水が発酵して酢になることに島の先人が気づきました。そして発酵を助けてくれたのが、この島周辺にだけ浮遊する酢酸菌と南国ならではの湿度と気温だったのです。あたりまえのように毎日きび酢を食すうち、 加計呂麻は長寿の島となりました。

もともとは各家庭で作っていた「きび酢」。時代と共に黒砂糖づくりが工場で行われるようになると、 「きび酢」のもとである「黒糖の洗い汁」が家庭では手に入らなくなりました。 「きび酢」づくりが行き詰まっていたそのとき、 成分のすばらしさを再認識し、島興しの起爆剤にしようという声が起こったのです。
加計呂麻島の人達が元気で長生きできるのも「きび酢」のおかげ。島の人達は自然の恵みに感謝して、暮らしの中で長く長く、「きび酢」と付き合ってきました。その伝統と効果を広く伝えるため、島では自然の声を聞きながらの昔ながらの手作りを守って丁寧な「きび酢」 づくりが続けられています。
人工的な発酵や添加物は一切使用しておりません。島の人達は自然の恵みに感謝し、自然の声を聞きながら丁寧に「きび酢」造りを続けています。ミネラル分が豊富なサトウキビとお酢の健康効果が加わったきび酢は、健康酢としてだけでなくお料理にもお使いいただけます。